ワインシリーズ第1回
2024/09/18
早速ですが、皆さんはお酒はお好きでしょうか。
仕事終わりにお家で晩酌を楽しむ方、普段は飲まないけれど飲み会や週末にご褒美として楽しむ方、本当は飲みたいけれど現在は制限中という方など様々だと思います。日本全体で考えるとビールを飲む方が多いというイメージがありますが、チューハイやカクテル、清酒、焼酎のほかにもワインを嗜む方も多いのではないでしょうか。ワインと言っても、赤ワイン、白ワイン、ロゼ、スパークリングなど様々な種類があり、お食事に合わせて楽しむ方やお気に入りの銘柄や産地がある方もいらっしゃるかと思います。
輸入ワイン
日本に輸入されるワインは、チリ、フランス、イタリア、スペイン、アメリカ、オーストラリア、ドイツの7か国で全体の95%を占めており、その中でもチリとフランスの2か国で全体の半数以上を占めています。
ここ10年間の輸入量はチリが7回、フランスが3回首位を獲得しており、2024年上半期には前年比で増加したチリがフランスをリードしています。
弊社では世界各国から輸入ワインを取り扱っており、取扱量では弊社駐在員のいるイタリアがトップ、次いでスペイン、フランス、ベルギー、チリといった国々が続いています。
バイヤーズコンソリデーション
例えばフランスのボルドー地方やブルゴーニュ地方など、ワインの産地には数多くの有名な地方、ワイナリーが存在します。ワイナリーの所在地から最適な輸送ルートを設計し、船や飛行機で輸入していますが、1カ所のワイナリーからの出荷量が少ない場合などには、複数のワイナリーから少量ずつまとめて輸送する「バイヤーズコンソリデーション(Buyer’s Consolidation)」という方法があります。
弊社で取り扱っているワインの約2割がこのバイヤーズコンソリデーション、通称バイコンなんです。複数のワイナリーから同じタイミングで一度に輸入することでコストを抑えられるなど、さまざまなメリットがあります。
次回はバイコンについて、さらに詳しくお話ししたいと思います。
ワインの輸入ならフライングフィッシュ!
ワインはとてもセンシティブな貨物なので、弊社ではサーマルブランケットや温度計を入れることもお勧めしております。
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