目次へ

イタリア通信 – 2026年6月 –

  • DATE
  • 2026/06/17

  • TAG
  • 駐在員レポート

    目次

      イタリアの国民投票

      猛暑が落ち着いて、過ごし易い日々が続いています。 そしてGenovaはブーゲンビリアの季節になりました。 あちこちでピンクや赤の花が楽しめます。

      イタリアではガソリンの高騰以外、日本のようにプラスチック製品や医療品不足というような問題が発生していません。 どうしてなんだろうと調べてみたところ、イタリアの原油輸入国は元イタリア領であったリビアからが30%、アルジェリア、ナイジェリア、ノルウェー、そして中東からはそれ程多くなくて、イラク、サウジアラビアから30%とのこと。 僅かながら、イタリア国内でも産出されているようです。 どうりで日本のような問題が発生していないのですね。

      6月2日は共和国記念日でした。 1946年イタリアで初めての国民投票が行われ、王政が廃止となって、現在の共和制に移行した日です。 そしてナチス寄りだった国王はエジプトへの亡命を余儀なくされました。 その後国民投票で法律が廃止できることが憲法で定められたとのことです。 これぞ民主主義ですね!

      今までの国民投票としては、離婚反対運動。 カトリックでは現在でも離婚は認められていませんが、離婚法成立後カトリック派による離婚反対運動が起きました。 

      1974年、国民投票によって最終的に離婚が認められるようになりました。

      そして原発。 チェルノブイリ原発事故後、国民投票により原発廃止となりましたが、その後原発再稼働が決定していました。 でもその直後福島原発事故が発生し、再度国民投票となり結果はもちろんNO。日本でも多くの国民が納得できない法律が改定されたりしているので、国民の意思が直接反映されて法律が廃止できる、この国民投票が適用できればいいのになと、つくづく思うこの頃です・・・

      抹茶チーズケーキ

      他の国よりちょっと遅れて、イタリアでも抹茶ブームがじわじわと・・・

      保守的なGenovaで、初めて抹茶チーズケーキと出合った時は嬉しくなり、迷わず注文しました。 イタリアでは抹茶は高級品なので、ちょっと節約したのか、もう少し抹茶味が濃ければもっと良かったのですが・・・

      今までは抹茶色のケーキを見つけて、抹茶っぽいなっと思って確認すると、ピスタチオということがほとんどでした。

      たまにカフェで抹茶ラテも見掛けるようになりました。 でもすごく甘いです。

      イタリアでは最近緑茶ブームでもありますが、緑茶に砂糖を入れる人がほとんどです。 日本人にとっては心地よい苦みが、イタリア人にとってはNGのようです。

      興味深いのは薬! イタリアには苦い薬はほとんど存在しないと思います。 大人用の薬も、日本での子供用の薬のように、オレンジ味とかいちご味とか色んな味がついていたりします。

      どうやらイタリア人には 「良薬口に苦し」 という発想はないようです・・・

      イタリア駐在 新田美穂

      一覧に戻る